【患者様情報】
60代 女性
【仕事・趣味】
仕事は病院で相談員をしているので、基本的には座っていることが多い。特にスポーツなどはやっていない。
【症状】
何年も前から、歩くと左の内反小趾が痛くなる。外反母趾も靴を履くと当たるけど、今のところ痛みは出ていない。痛みのある内反小趾も我慢できないほどではない。
【BEFORE】
【AFTER】
【角度の改善】
外反母趾 (右)35.8° → 27.8° (左)32.6° → 24.7°
内反小趾 (右)13.5° → 12.0° (左)14.6° → 10.2°
横幅(親指と小指の付け根を結んだライン)(右)11.04㎝→10.90㎝ (左)10.92㎝→10.60㎝
【症状の変化】
コースを開始して1カ月ほどで左内反小趾の痛みは完全消失。また、最初は意識しながら歩いていたので大変だったが、徐々に慣れてくると前より歩くのが楽になるのを感じる、とのことでした。最終的に、靴も前よりきつさを感じなくなり、足も疲れにくくなったようでした。
【考察】
最初は歩行を意識しながらあるくと、変な風に歩いているように感じたが、娘さんに聞くと「前より歩き方が普通になってるよ」と言われて驚いたようでした。それだけ、自分が歩いている癖というのは中々気づきにくいものというのが分かります。更に、外反母趾も中程度以上になると歩き方の癖がどんどん強くなっていくので、本来の歩き方に戻すときは最初の方は違和感を感じる方も多いです。
最終的に、足の痛みもなくなり足も疲れにくくなり、長年悩んでいた外反母趾と内反小趾がこんな風に改善するとは思ってもみなかったようで、大変喜んでおられました。