トライアルコース受講者の声

改善例 40代女性 ~痛みを伴う中程度の外反母趾のケース~

今回の患者様は40代の女性で、こちらに来院される2週間前から外反母趾が痛み出したとのことでした。こちらに来られる前に整形外科に行ったようでしたが、高額なインソールを勧められて、購入する前に、インソール以外の解決策はないか他の治療院も探していたところ、当院に行き着いて頂いたようです。

それでは、どういった生活環境でどのような症状が出ているのかを見ていきましょう。

 

【患者様情報】

40代 女性

【仕事・趣味】

仕事はパートで安全靴を履いて、1日5~6時間立ちっぱなしの仕事をしている。保育園児と小学生の2人の子供もいて、育児もしているのでいつもバタバタ忙しくしている。

【症状】

来院される2週間前から両外反母趾が何もしなくても痛みを感じるようになった。歩いても靴にこすれて痛くなる。外反母趾自体は18歳の頃から気になっている。足の形が段々変形してきているのに気づいてはいたけど、痛みが無かったため、これまでは治療は一切してこなかった。

外反母趾に気づいていても、痛みがないと生活に支障がないため、ついつい放っておいてしまいがちですよね。ただ、痛みが無かったとしてもジワジワと体全体に悪影響を及ぼしてしまうのが外反母趾の怖い所。では、コース開始前と後での足の違いを見ていきましょう。

 

【BEFORE】

【AFTER】

【角度の改善】

外反母趾 (右)34.6° → 27.5° (左)31.4° → 25.6°

内反小趾 (右)6.7° → 7.3° (左)1.8° → 6.1°

横幅(親指と小指の付け根を結んだライン)(右)11.01㎝→10.66㎝ (左)10.49㎝→10.21㎝

元々の足の形がかなり変形している状態でしたが、角度とともに足の形も改善されているのが分かります。ご本人様も、足の形の変化に大変驚いていらっしゃいました。症状の変化についても見ていきましょう。

【症状の変化】

コースを開始して2回目で痛みは完全に消失。それ以降は痛みが出ることはなくなりました。また、仕事で使っていた靴(安全靴)がコースの途中から緩くなってしまったため、1つ下のサイズを新調した、とのことでした。靴やトイレのスリッパを履く時も、前は外反母趾が引っかかるのが気になっていたが、それが全く気になったとのことでした。

外反母趾の痛みに関しては、コースを開始してから2週間以内に完全に消失。来院時に必ず症状の変化について尋ねるのですが、その時に「そう言えば痛みは全く感じないですね」と、もはや痛みの存在を忘れるほど、症状が改善されました。コースが進むにつれて、普段履いている靴の感覚も違ってきていて、驚かれていました。

【考察】

いかがでしたでしょうか。外反母趾をお悩みで来られる方の中で痛みを伴って来られる方はとても多いです。それは、痛みが出れば生活に支障が出てしまうから、治さなければ!と思うのは当然のことだと思います。しかし、外反母趾は痛みのある無しに関わらず、その足の形というだけで色々な所に影響を及ぼします。まずは放っておかずに早めに対処することが大切です。

外反母趾の危険性コラムhttp://bit.ly/45CXa90

今回の患者様の場合、最も辛いお悩みが外反母趾の痛みでしたが、それに関しては早期に改善。そしてコース途中からは足の形の変化、特に靴を履いた時の感覚の変化をとても感じられていて、ご本人様はもちろん、ご主人もすごく驚いている、というお話しを伺うことが出来ました。

外反母趾は痛みだけでなく、足の形のせいでこの靴しか履けなくなった、もうこの靴は履けない、というのは実は大変よく聞くお悩みの一つです。

しかし、外反母趾が改善すれば、今まで履けなかった靴が履けるようになったり、今履いている靴にゆとりが出来たりするのです。好きな靴が履けるようになれば、自分自身の生活の質も変わっていきます。今回の患者様もそれを体感して頂き、コース終了時には大変喜んでおられて、とても良かったです。