トライアルコース受講者の声

痛みが無いからと放っておかないで!!外反母趾の危険性

たまに「外反母趾だけど痛みがないから問題がないんです」ということを耳にします。皆さんの中にも、外反母趾になっているけど痛くないから大丈夫!と思っている方はいるのではないのでしょうか。

痛みがないと生活に支障がないので問題ないと思ってしまう気持ちもよく分かります。しかし、外反母趾は痛みが無くても、その足の形というだけで体全体に悪影響を及ぼすまずい状態ということはご存じでしょうか?

そのことについて詳しく説明した動画をご覧ください↓↓

https://youtu.be/B8iWtSEpFs0

 

いかがでしょうか?

そもそも、人間の病気の中には痛みの出ないものは多く存在します。例えば腎臓病や糖尿病といった病気は、痛みはほとんど出ません。しかし、痛みが出ないからといって放っておいていい状態ではなく、しっかり治療しなければいけない状態ですよね。

外反母趾も同じで、痛くないから放っておいていい状態では決してないのです。

多くの方が勘違いをしているのですが、外反母趾になると、外反母趾になると親指が人差し指側に折れ曲がってしまっていると思ってしまいがちですが、実は大きな間違いなのです。正しくは、親指の骨が外側に出っ張っていっている状態、つまり横幅がどんどん広がっていっている状態です。足の横幅が広がれば当然骨もどんどん広がっていきます。骨が広がっていくと骨組みは緩んできます。つまり、外反母趾になると足の骨組みが緩んでグラグラで不安定な状態になる、ということになります。

足は体の一番下の土台の部分にあたります。その土台の部分が緩んでグラグラになったらどうなるでしょうか。本来はがっちり安定した足が緩んでグラグラになるので、立っているだけで色んな筋肉で体を支えなければならない為、とても疲れやすい状態と言えるでしょう。そしてそれは疲れだけにはとどまらず、膝や股関節痛、腰痛、背中の張り、首肩の凝りにつながっていきます。

また、外反母趾はどんどん進行していくものなのです

つまり、痛みがないから問題ないと放っておいてしまうと、外反母趾はどんどん進行し、気づいたときには少し立っているだけでもしんどい、歩くだけで全身運動しているみたいに疲れる、膝や股関節が痛い等、様々な影響が出てきてしまうのです。逆に言うと、これらの症状はその局所ではなく、実は足の土台の部分が緩んで不安定になっているから生じてしまっている症状の場合も決して少なくありません。

実際に当院に来られる患者さんで、「昔は歩くのが好きだったのに最近は少し歩くだけで疲れるから外に出るのが億劫になった」という方はとても多くいらっしゃいます。中には、自分の歩き方が分からなくなった、どこに体重もってきていいのか分からない、という方もいらっしゃいます。実際に正しい姿勢と歩き方を習得して外反母趾が改善すると、「本当に疲れなくなった」とおっしゃって頂けます。そのくらい足が緩んでくると体への影響は大きいのです。

地盤が緩んでゆるゆるな所に建っている家でも今は大丈夫だから買おう!と思う人はほとんどいないと思います。何故ならいずれは傾いてきてしまうと分かるからです。

足も同じで、ゆるゆるの足でも今は大丈夫だから、と放っておくと、後で様々な症状が出てきてしまいます。早い段階でしっかり治療することが大事なのです

まずは自分の足が外反母趾かどうか気にしてみる、というのがとても重要になります。紙の上に足を置いて自分で角度を測ることもできるので、自分の足がどういう状況なのか、まずはチェックしてみましょう。

もっと詳しく調べたいという方は、是非一度お気軽にご相談ください。