トライアルコース受講者の声

巻き爪は歩き方で改善できる

 

巻き爪でお悩みの方は多いと思います。

巻き爪が酷くなると痛みで歩くのもままならなくなる為、爪が食い込まないように爪だけを何とかしようとしてしまいがちです。もちろん痛みが強いのでそのお気持ちはよく分かります。しかし、いくら爪だけを治療してもすぐに再発してしまい、再び巻き爪に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

 

それもそのはず、実は巻き爪の原因はが原因なのです。その根本的な原因である歩き方が改善されない限り、巻き爪は再発を繰り返していきます。

 

巻き爪についての詳しい動画がありますので、是非ご覧ください↓↓↓

 

https://youtu.be/P7kqqH1CgSU

 

それでは、ここで更に巻き爪の原因とその改善方法について説明していきます。

 

巻き爪とは、爪の両端が内側に丸まってしまう状況のことを言いますが、その問題はただ形が悪くなるというだけではありません。巻き爪で最も悩まされる問題が「痛み」だと思います。

 

中には、「昔から巻き爪で悩んでいるが、最近は爪が指に食い込んでとても痛くて歩くのが辛い。でも仕事でパンプスを履かなければならず、そうなると午後には痛みが酷くなる為しょっちゅう座りたくなり仕事に集中できない。状態が酷くなると皮膚科に行って処置するけど、しばらくするとまた痛みが酷くなる・・・」というように生活に支障をきたす程症状が出ているけど、中々治らない、という方も少なくないと思います。

 

実は巻き爪自体を治療しても、巻き爪の根本的な原因を改善しなければまた再発してしまいます。そうなれば、足の指の痛みをかばいながら歩くため、膝や腰、また上半身にまで悪影響を及ぼしてしまうことになります。

 

一般的に巻き爪の治療で挙げられるのは、爪の切り方を気を付けたり、出血や化膿をした場合は薬を塗ってガーゼで保護したり、ワイヤーで矯正したり手術をする方もいらっしゃると思います。

 

しかし、それらは巻き爪になってしまった爪や指の状態を処置しているだけにすぎず、根本的な治療ではありません。

 

巻き爪を治す為には、根本的な原因を改善しなければなりません。

 

巻き爪の原因は足の使い方、つまり歩き方が原因で起きている疾患です。その為、根本的に治すには歩き方を改善する必要があり、逆に言うといくら巻き爪の治療を頑張っても歩き方が変わらなければ再び巻き爪になっていく、ということになります。

 

よく、「足の指を使わないと巻き爪になる」ということを耳にしますが、それは寝たきりの方だったり車椅子でほとんど足を使わない方の話しで、寝たきりではなく動ける方の場合、足の指を使いすぎているから巻き爪になってしまうのです

例えば、テニスやバレーをやっている方の中にも、巻き爪の方はけっこういらっしゃいます。しかし、その方々は足を使っていないかというと、そうではなくむしろ足を沢山使っています。足の指を使いすぎてしまうことにより、その圧力で爪がどんどん丸くなり両端が内側に入っていってしまうのです。足の指を使えば使うほど巻き爪の状態は悪化していってしまいます。

 

巻き爪を改善するには、足の使い方、つまり歩き方を改善する必要があります。

先程も述べたように、巻き爪は足の指を使いすぎていることによって起きている状態ですので、足の指は休ませなければなりません

 

立った時に前荷重になればなるほど踏ん張らなければならず、その分足の指に負担がかかります。ですので、立った時の姿勢は前傾姿勢になって爪に圧力がかかってしまわないように、重心を踵(かかと)に乗せてまっすぐ立つのが負担のかからない立ち方になります。そしてそのまま踵に重心を乗せた状態で歩くようにする、つまり前かがみになって体から歩くのをやめるようにすると、爪にかかる負担を減らすことが出来、巻き爪が改善されていきます。それこそが本来の足の構造メカニズムに沿った歩き方になります。

 

この歩き方が出来るようになると爪に負担がかからなくなる為、巻き爪の痛みはなくなっていきます。もちろん、爪が指に食い込んで出血や化膿してしまっている方も改善していきますし、痛みをかばいながら歩いてしまっていた為に負担をかけていた他の部分の症状も改善していくでしょう。

 

また、軽い変形は改善する可能性が高いです。ただし、巻き爪の状態が酷く、かなり巻いた状態だと綺麗に元には戻らないです。その場合は、ワイヤーや手術ということになりますが、どちらにしても巻き爪の原因が歩き方なので、歩き方を改善は必要になります。

 

また、巻き爪が改善していくだけではなく、踵重心で歩けるようになると全身の負担が格段に減るため、歩くとすぐ疲れる、足がむくむ、冷えやすい、ひざ痛、腰痛等、他の症状も改善していきます。それだけ、歩行というのは体全体位に影響を与えているものなので、正しい歩き方で歩けると体の負担を最小限にすることが出来、今まで抱えていた慢性的な症状も改善していくことが出来ます。

 

自分の歩き方に問題があるのかどうかは中々気づきにくいものですので、巻き爪でお困りの方は是非一度ご相談ください。